「新婚シュガッチ邸潜入レポート(in 福島)」編(2月22日) 本日は福島へ旅立ちの日であります。ここ数日、ゴマ太郎くんカメラがボケボケであることを訴えて見ると「うーん、フォーカスかけるよーな設定はないんよねー。レンズ汚れてるとか?」と言われたので、レンズ見てみると「どよーん」としてるではないですか。「これかよー」フキフキして、「ナチュラルなソフトフォーカスの謎」は解明されたのでありました。 勝手に持ち込み計画を立てた「タコ焼き器」を持って出発です。東京駅で「そーいえば4歳の女の子がいたんやったわ」と「キティちゃん人形焼」を買い、14時16分発やまびこ号に乗り込みました。「15時55分着やのー。よろしくねー」福島駅まで迎えにきてくれるシュガッチに、到着時刻も報告であります。 福島駅に到着し、改札に向かって長い階段を下りたときに「なーんか荷物が1つ足りない気がするー」と、車内にお土産紙袋を置き忘れてることに気が付きダッシュで駆け上がり、プルプル言ってる新幹線に乗り込み、棚に置いてたお土産袋を持ち出すことに成功です。あぶないとこでしたー。 すっかり息のあがったワタクシ、お迎えシュガッチに「わー、今めっちゃ大変やってーん」と訴え、訴え終わってから「何かめっちゃ太ってる?」ってなシュガッチの変貌に気がついたのでありました。幸せ太りにも程があるっちゅーねん。
シュガッチの会社の車(でも完全に使いたい放題)で新居にGOであります。家の前で「あ、帰る前に電話するって言ってたんだ。忘れてた」と「ごめーん」と謝りながらお家に入るシュガッチです。「いらっしゃーい」「どーも、お世話になりますー」新婦みえちゃん登場です。可愛いやんかー。前もって写真で見たことはあったけども、実物のほうが「美人度」が高いっす。 「今、伊織寝ちゃってるんですよー」お子ちゃまお昼寝タイムの中、オヤツとコーヒーを出して頂き、「今度春から保育園に行くんですよー」「そうなんやー」「来月で4歳なんですけど、自分で『4歳になったら保育園にいくのー』って言ってますからねー」「おー」「もう、めちゃめちゃ喋りますよ。人見知りしないんですよ」「うちも遊んで貰えるかなー」「もううるさいくらい引っ付きますよ」「それは楽しみやー」 その昔、シュガッチと一緒にレゲエバンド「TEKAPIN」(今は「CHOSS THE VIBES」に改名)に在籍してたみえちゃんですが「レゲエ好きやったのん?」と聞くと「いやー、全然聞いてなくてー」「何聞いてたのん?」「ユニコーンとかBOOMとかレピッシュとかー」「おー、『パヤパヤ』やー」「そんなメジャーどころ出してくるのはまだまだですねー」「『RINJIN』もだめ?」「まだ甘いですー」レピッシュ勉強しなければー。 そんなん言うてる間に伊織ちゃんお目覚めです。「あのねー、いおり4さいになったらほいくえんにいくんだよー」「うんうん」「4さいのつぎはー、5さいー」「うん」「5さいのつぎはー、6さいー」「うん」「6さいのつぎはー、9さい」「えーーっ」うまいね、いおちゃん。「6さいになったら100てんとるんだよー」「それはすごーい」 大人チームがビールやらチューハイに切り替えて飲んでる横では、ぬいぐるみの「ごまきゅー(ゴマちゃん)」が、かなりお気に入りのいおちゃんは、踏んだり投げたりごまきゅーが変形するまで可愛がっております。「ごまきゅーは『いますぐち』で、はたらいてるんだよー」ちなみに「いますぐち」がどこなのか、シュガッチ夫妻にも不明とのことです。 オモチャや絵本もいっぱいあります。「やっぱり昔自分が見た絵本を読ませたいんですよねー」とみえちゃんは「これは泣きますよー」と「やさしいライオン」を見せてくれたっす。これは悲しい話やなー。「悲しい話の方がよく覚えてるんですよねー」「うん、うちも『かわいそうなぞう』とか、一回で覚えたもんなー」ちなみに調べてみたところ「やさしいライオン」はDVDもでてるのねん。
「じゃー、買出しに行きましょー」と近所のスーパーにお出かけです。「何が食べたいですかー?」「何でも食べたいなー」ってなわけで、お惣菜やらお刺身やらお漬物やら買い込みまして。たこ焼き用のタコも購入であります。「酒はどーしましょ?」「日本酒いっとく?」ってなわけで、「一の蔵」と「にごり酒」購入です。「にごり酒やばいっすよ」「だーいじょうぶ、大丈夫」もう、すっかり酒ストッパーは外れきったワタクシであります。 お家に戻ってテーブルの上に買ってきたパーチー料理を並べ、タコ焼き器もあっためて、酒を飲み飲みパーチーの始まりであります。たこ焼きはちょっとタネが堅かったなー。反省のワタクシでありますが、そんな失敗を打ち消すべく喋り倒すのでありました。 「福島では普通にあるオカズなんですよー」と買ってきた「いかにんじん」も初挑戦です。千切りになったイカとにんじんが炊いてあるっぽい、素朴なオカズなのですが、これがうまーい。「アタシも初めてなんですよー」「合うんやねー」気仙沼から来たみえちゃんも食べたことなかったそうな。 「そうそう、みえの歌とか聴きますかー?」とTEKAPINのCDが出されまして。みえちゃんボーカルの歌も流れちゃいます。これがまた素直なお声で。「きゃー、恥ずかしいー」とその場から立ち去ってしまいました。戻ってきてから「いやー、ええもん聞かせていただきましたわー」「いやいや、もうお恥ずかしい」「なーにをおっしゃいますやら、素直なお声で」「いえいえ」ってなわけで、そのCDを頂いたワタクシであります(ただ今それがBGMです)。
「そういえば、こんなものもー」とシュガッチが持ってきたビデオテープが再生されると、そこにはステージ映像が。「これ、ギター弾いてるのボクです」「えーーーー、細いってー」「若いー」「多分これが初ステージなんですよー」「この前髪がー」「ジャケット袖折ってるしー」「時代を感じさせるねー」「動きが初々しいー」「一生懸命やねー」シュガッチ、ステージで「ハッピーすがわらー」と紹介されてまして。いやー、「人に歴史あり」であります。 その後にも気仙沼での「大漁祭り」ステージ映像もありまして、「あー、この曲こんなアレンジでやってたんだー」「きゃー、タマキさん若いー」「あ、この曲好きなんだー」等々、みえちゃんがバンド加入する前のものなので、バンドの歴史も振り返りつつ「この先の絞ったダブダブの白い綿パンって、あったよなー」「しかも赤タンクトップ」と、若かりしシュガッチに、更に突っ込むことも忘れない女チームです。 ご飯も酒もすっかり空けて、ビデオも終ったころ「じゃ、そろそろ寝ますかー」とお布団しいてもらい、晩の2時半をまわったあたりでパーチーはお開きになったのでありました。 |