Sep 27, 2006

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」

「昔に戻りたいなー」とは思ってないけど、「昔のあれはよかったよなー」レベルには懐古的になることがあるワタクシ、テレビ番組なんかがいい例で、ついつい昔のDVDとか買っちゃうのはそのあたりなのであります。で、そんな「昔グッズ」で和んでるとついつい思い出すのが「オトナ帝国の逆襲」であります。結構定期的に見たくなるのでDVDまで購入してしまいました。ますます見てしまうっす。

「ボクはママ一筋だから」「ボーさん(はあと)」が見たくって。「とうちゃん、オラがわかる?」が見たくって。「最近走ってないな」が見たくって。「おマタがひゅーんってなったの?」「ああ」が見たくって。「あぶないとこだったぜ(男前モード)」が見たくって。「ぶっとばすぜ!べいべー!」が見たくって。シロの華麗なステアリングが見たくって。「ただの石じゃないもん。アポロが取ってきたんだもん!」が見たくって。「8時にセットしてたら間に合わないじゃないかー」が見たくって。あー、えらいこっちゃっす。

そんな「オトナ帝国の逆襲」どんな話かと言いますと、「20世紀博」ちう大人向けテーマパークが、しんちゃんたちの住む春日部に出来ました。「20世紀博」は大阪万博とか大人が見て「なつかしー」と喜ぶものをテーマに作られてるっす。なつかしグッズや昔のヒーロー物の名場面を、自分主役で撮影してくれたりとか。ひろしもみさえ(しんちゃんの両親)も大はまりで、しんちゃん達を「子供ルーム」に預け、童心に戻って遊びまくるのでありました。

しかーし、このテーマパークは「ケン」と「チャコ」が率いる「イエスタディ・ワンスモア」が、「日本を懐かしい空気に浸らせて、明るい未来を夢見てたころの昔に戻してしまおう」ちう計画を推進させるために必要な「懐かしい匂い」を集めまくるためのものやったのでありまする。

すっかり懐かしい空気に浸って子供帰りしてしまった大人は、子供を捨てて20世紀博に篭もってしまいます。大人を取り込んだ「イエスタディ・ワンスモア」は「子供は大きくなるまでどっかに隠しちゃえ」ちう計画で、子供狩りに走ります。しんちゃんピーンチ。どーするどーするー。

いやー、「『クレヨンしんちゃん』やのにー」。って言いたくなるようなハードなお話ではございませんか。最初の方で子供ルームに預けられてる時に風間くん(しんちゃんの幼稚園のお友達)が言った「『懐かしい』って、そんなにいいことなのかなー?」が、大テーマであります。すっかり大人なワタクシも、風間くん好きなワタクシでも、何てお答えしてあげていいかわからんっす。ほんまにねー「懐かしい」ってなんなんやろねー。

すっかり子供に戻ってしまった、ひろしとみさえをしんちゃんはどーやって救い出すのか。ケンとチャコの野望がどーゆー展開になるのか。最後までドキドキハラハラなのでありますが、見終わった後は、爽快感ちうよりは「目が覚める」って感覚かなー。ワタクシの場合は自分が「大人やねんな」ってのを前向きに捕える気になるっす。

公開当時は「子供に付き合って見に行っただけやのに、親の方がボロボロ泣いてしまった」と話題になり「一緒に観てるパパママが泣く理由を知りたいちびっ子は、大人になったらもう一度観てみよう」ってAmazonレビューにもある通り、確実に「大人」をターゲットにしてる映画っす。「主役はひろし」と書いてるレビューも多いのでありますが、主役とは言わんまでも、かなり美味しいとこ持って行ってます。一番闘ってるもんなー。

「懐かしい匂い」をこちら側にも感じさせるべく、「TOYOTA 2000GT」「スバル360」「太陽の塔」等々、「子供にはわからんやろ」って思ってしまう小道具も山盛り登場ー。音楽もなつかしどころ満載で「はなーびらの白い色はー、恋人のいろー♪」なんて、見終わった後も頭から離れんくなっちゃいまするよ。

9月30日(土曜日)に地上波で放送するらしいので、取り急ぎ「見たことない人は一回見てみてちょ」な意味をこめて、このタイミングで感想文を書くことにしました。大人は見とくべし。

※ 「ブタのヒヅメ大作戦」の感想はこちらっす

Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.