May 26, 2005
「監督不行届」(安野モヨコ)
「子育て」とか「旅行」とか「ただの生活」とか、とりあえずエッセイ好きのワタクシ、漫画でも文章でも結構手当たり次第であります。なので、安野モヨコと庵野秀明の新婚生活漫画である「監督不行届」もフィールヤングで連載してたときから、「早く1冊にならんかなー」と楽しみにしてたのであります。で、待ってたら本になりました。やったー。(発売日にストラップ付の方を買いました)
エッセイ漫画なのでありますが、安野モヨコの漫画家生活がこれを読んでわかるわけではありません。庵野秀明の次回作がわかるわけでもありません。このエッセイでわかることは、安野モヨコが「オタク四天王」の一人と結婚して一緒に生活する上で、それまで隠してきてた「自分の中にあるオタク度をどこまで認めていくか」って葛藤の日々だけがとってもよくわかるのであります。
なので、カントクくんが続々と繰り出すオタクネタは当然面白いのですが、「オタクが得意としてる分野に詳しいのは、ちょっとかっこ悪いから隠しておこうっと」とか、「これは興味あるけど、オタクって思われるのややから、詳しくならんどこーっと」とか、他人に引かれないためにちょっとその辺を考慮しながら生活してきた人(特に30代以上)には、この安野モヨコのカミングアウト(ある種)がかなり勇気つけられるとこではないかと思われます。
カントクくんの全ジャンル網羅なオタクネタと、安野モヨコの「マンガ・アニメ好き」を超えたオタクぶりは、わからんネタも多数でありますが、iPodに満杯のアニメソングを詰め込んで、車でガンガンに鳴らしながら二人で歌いながらドライブってのは、とっても幸せそうで楽しそうであります。ワタクシもPCに多数のMP3を入れておりますが、テレビ主題歌多いもんなー。それも今のじゃなくて昔の。「ぼくの先生はフィーバー」とか「西部警察のテーマ」とか。このラインナップは全くかっこよくありません。ワタクシも微妙にオタクなのかもです。
ちなみに今でも、普段は静かなくせにこーゆーネタにだけ過剰反応して、ハイテンションで喋りだすオタクくん(オタクさん)は苦手であります。ただもう大人になったので普通の話もちゃんとできる人なら、オタクなネタだけで引くことはなくなりました。めでたいー。なのでこの年になってから初めて「ガンダム三部作(1年戦争)」も制覇しましただよ。エヴァはちょっとまだ引けてるけどね。まだまだ熱く語られるだけに。「哲学」とか言われてるうちはまだ見る気がしないな。
苦手なオタクと好きなオタクって、「それしか知らない」と「それも知ってる」の違いなだけなんやけどね。カントクくんと安野モヨコはそれだけじゃないとこが、見ててほほえましく見えるとこかなー。「キューティーハニー」は面白かったしね。「原作好きな人が作ってくれたんやー」って久々に思えるリメイクでありました。
それにしても「オタク四天王」の残り3人って誰やろ?唐沢俊一と岡田斗司夫は入ってると思うなー。
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