Nov 17, 2009
「まっくら、奇妙にしずか」(アイナール・トゥルコウスキィ)
ジュンク堂の「大人用絵本」のコーナーが好きなワタクシ。今日もいそいそと「何かないかなー」と物色しておりました。で、この本を発見したのですー。
久しぶりですね。一発目の絵で「うわ」って固まったのが。ほんでページめくっても「おおおおおお」って釘付けになっちゃう感じで、先に進めないっちうか。
「えらいもん見つけちゃったー」ちうわけで、即効ジュンク堂からお持ち帰りとなったのが、「まっくら、奇妙にしずか」であります。
まずどーすごいかっちうとですね、絵が好み(はあと)。あ、終ってしまいました。もうちょっと詳しく言うと、世界観が好み(はあと)。あ、やっぱし無理でした。絵を見てもらいましょう。じゃじゃん。
ね。すごいっしょ。説明しにくいっしょ(決めつけてみました)。
自然物にメカメカしたもんが混ざってるとことかが「鳥山明はいってる?」っちう気がしないでもないですが(「Dr.スランプ」のメカ)、鳥山明は好きなので全然オッケーなのです(人の顔は全然違うですよ)。
それにしても細かいでしょー。解説を読むとアイナール・トゥルコウスキィは大学の卒業制作で、3年かけてこの絵本を作ったそうです。なんと全部シャーペンで描いたそうで、それを聞くと「シャーペンでこんなにはっきり線が出るのかー」と印刷技術にも驚いちゃいます。
で、卒業制作にしたらあまりにも出来がいいのでコンクールに出したところ、ブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリ、レーゼペーター賞、トロイスドルフ絵本賞2席ほか、いっぱい賞を貰ったそうな。すごーい。
この本は、イラスト集じゃなくて絵本なので、全体がお話になってるわけなのですが、このお話も「ナゾの男が海岸沿いの小屋に住み着いた」みたいな、ちょっとダークな。ちょっと星新一ちっくなことになっておるのでありまして(ナゾの男=エヌ氏)、これも星新一好きとしてはオチも含めて好みの世界観で好きなのでありました。
ってなわけで、こーいう絵が好きな人はぜひぜひ見ちゃってくださいな。



