May 30, 2005
「小さなスナック」(ナンシー関、リリー・フランキー)
ナンシー関を知ってる人には何も説明はいらないのでありますが、やっぱし知らない人もいるわけで。で、知らない人に「ナンシー関」を説明しよーと思うと「消しゴム版画家」で「テレビ評論コラム」書いてた人やでー。ってことになるのですが、その後に「それだけじゃないねーん」って付け足したくなる人なのであります。
2002年6月12日に39歳で亡くなったんやけどね。ショックやったなー。多分ここ数年で亡くなった人で言うと、いかりや長介クラスでのショックやったっす。テレビ見る気ががっくり薄れたのも、このせいかもしれないなー。だってナンシーが死んだ後、テレビが更にゆるーいことになってるし。誰もそれに文句言ってくれないし。
ま、そんなナンシー関のテレビ評論はもう数々の文庫で出てるので、読んだことない人はとりあえずその辺のを1冊読めば大体わかると思われます。ちうか「小さなスナック」から読んではいけません。これはナンシー関を知ってる人用であります。
「小さなスナック」は、CREAでのリリー・フランキーとの対談集であります。CREAでの対談集は、第一弾が大月隆寛(「地獄で仏」)、第二段が町山弘美(「堤防決壊 」「隣家全焼」)と続いておりまして、リリー・フランキーで3人目やったのであります。毎回毎回、リリー・フランキーが「こんなことがあったよー」とネタを振り、ナンシーが「しょーがないねー、リリーさんは」ちうてる対談です。どっちもがどっちもを認めて喋ってる空気がとってもよいっす。内容も程よくくだらんのやけど、どっちもがこの対談を毎回楽しみにしてたんやろーってのがとても伝わってきまする。
最後はナンシーの急死で連載が終了してしまったので、リリー・フランキーの追悼文が掲載されて終わりました。この追悼文がまた、もー「美しい」っす。
ナンシー関が亡くなっていろんなとこでいろんな人の追悼文読んだけど、ワタクシ的にはこの追悼文がベストであります。これを読んだナンシー好きの誰もが「リリーええやつ」ポイントを上げたのではないでしょうか。文庫版には、更に文庫版あとがきをリリー・フランキーが書いてます。うまいね、どーも。もしリリー・フランキーが死んだら、ナンシー関がニコニコ迎えてくれるんやないかと思いまする。できればそん時モリシゲがまだ生きてるってのがいいな。
※ ナンシー関追悼ページ(こちら)で、リリー・フランキーの追悼文が読めるっす。<著名人などのコメント>んとこの「雨の降る夜」ってやつでするよ。
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